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2024/09/03

整体

肩こりや腰痛の元凶!身体が歪む原因とそのメカニズムを解明

こんにちは!身体プロデュースサロンmilieu大森です。
今日は「体の歪み」についてお話ししたいと思います。

実は、体の歪みって意外と多くの人が抱えている問題なんです。
でも、歪みって何か大きな痛みがないと気づきにくいんですよね。

「ちょっと肩がこるな~」とか「腰が重いな~」って感じることありませんか?
それ、もしかしたら体の歪みが原因かもしれません。

体の歪みを放っておくと、肩こりや腰痛が慢性化したり
ひどいときには頭痛やめまいまで引き起こすことも。
日常生活に支障をきたす前に、早めに対策を取ることの大切を感じてもらえるはずです。

 


なぜ体は歪むのか?


では、なぜ体が歪んでしまうのでしょうか?
この現象には、いくつかの複雑な要因が関与しています。
それぞれを専門的な視点から詳しく解説します。

1.姿勢の悪さとアライメントの崩れ

体の歪みの最も一般的な原因は、日常生活での姿勢の悪さです。
長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により
前傾姿勢や猫背が慢性化することが多くあります。

この状態が続くと、脊柱(背骨)の自然なカーブである「生理的弯曲」が崩れ
椎間板や関節に過度の負担がかかることに。
そして結果として、筋肉が過度に緊張し、アンバランスな状態が持続することで
骨盤や肩甲骨のアライメント(配置)が乱れ、体の歪みが生ずるのです。

<具体例>
デスクに向かう時間が長いと、肩が前方に巻き込み(内旋)
胸椎(上部の背骨)が後弯(丸まる)しやすくなります。
この状態が続くと、胸部の筋肉(大胸筋)が短縮し、肩甲骨の位置がずれ
これにより、肩や首のコリ、さらには腰痛が引き起こすことになるのです。

 

2.筋肉のアンバランスと機能的な弱さ

筋肉の使い方に偏りがあることでも、体に歪みが生じやすくなります。
特に、片方の肩にだけバッグをかける、片足に体重をかけるといった習慣は筋肉の不均衡を招き
この不均衡が、骨格のアライメントに影響を与え、体が歪む原因となります。

<具体的な影響>

例えば、片側の筋肉ばかりが強化されると、反対側の筋肉は弱くなります。
この結果、骨盤が片方に傾き、脊柱側弯症(脊柱が側方に湾曲する状態)が
進行することがあります。
また、腹筋群と背筋群のバランスが崩れると、骨盤が前傾したり後傾したりしやすくなり
腰椎(下部の背骨)に不自然なカーブが生じます。

3.運動不足と姿勢保持筋の弱体化

運動不足は、筋力の低下と密接に関連し歪みにも繋がることに。
特に、姿勢保持に関与する筋肉群(例えば、腹横筋、脊柱起立筋、多裂筋など)が弱体化すると
正しい姿勢を維持することが困難になります。これにより、体の歪みが生じやすくなります。

<具体的なメカニズム>

長時間の座位が続くと、股関節屈筋群(腸腰筋など)が短縮し、骨盤が前傾する傾向が強くなります。一方、腹直筋や骨盤底筋などの筋肉が弱くなると、骨盤が後傾しやすくなります。
このように、筋肉のアンバランスが蓄積すると、腰椎のカーブが強調され
腰痛や坐骨神経痛の原因となることがあります。

 

4.ストレスと筋緊張の増大

ストレスは、心理的な要因でありながら、体に大きな影響を及ぼします。
精神的なストレスが高まると、交感神経が優位になり、筋肉が緊張状態に陥ります。
この筋緊張が持続すると、特定の筋群が硬直し、体のバランスが崩れます

<ストレスによる影響の具体例> 

仕事のストレスや人間関係の問題により、肩や首の筋肉が無意識に緊張することがあります。
この緊張が続くと、肩甲骨が上方に引き上げられ、肩の位置が不自然に高くなることがあります。
さらに、顎関節の緊張が高まると、顎の位置がずれ、頭蓋骨と脊柱のアライメントに影響を与え
これが慢性化すると、全身の歪みを引き起こす可能性があります。

これらの要因が組み合わさることで、体は徐々に歪んでいきます。
日常生活の中でこれらの要因に気をつけ、早期に対策を講じることが歪みの予防と改善に繋がってくるのです。

 


まとめ


体の歪みって、実は日々の生活の中で知らないうちに積み重なっていくんです。
姿勢の悪さや筋肉の偏り、運動不足やストレスなどが、体のバランスを崩してしまうなど
その結果、肩こりや腰痛なんかの不調が出てきちゃうんですね。

次回は、こういった歪みを防ぐための具体的な対策を紹介していきますので
ぜひチェックしてみてくださいね。
体と向き合うヒントをたくさんご紹介していきますので、お見逃しなく!

 

 

 

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