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2024/04/26

トレーニング

小顔矯正

顎のたるみと誤嚥の関係

こんにちは、milieu大森です。
先日、前職の友人と久しぶりに会ってランチをしてきました。その友人とは25年来の付き合いで、一通りの近況報告が終わると、話題は年齢とともに変化していく身体や美容の話題になるのが、会った時のルーティンです。

その日は、顎のたるみについて話しが盛り上がりました。今は美容外科手術も以前ほどためらうことなく、時間と資金があれば受けることができます。顎のたるみも、脂肪を抜いたり糸リフトなど、技術できっとシャープにしてもらえるでしょう。
でも友人の悩みは、それで解決するものではないようでした。薬を飲む時に飲み込みにくく誤嚥を心配するとのこと。

誤嚥は飲み込む力が弱くなる原因として、嚥下に関連する筋肉の弱さが考えられます。嚥下には、喉の周りの筋肉や舌、咽頭の筋肉などが関与しています。特に、咽頭部の筋肉が弱くなると、食べ物や液体を十分に飲み込むことが難しくなる場合があります。そして、この筋肉が弱くなることで、顎を支える筋肉の衰えや皮膚のたるみによって引き起こされることもあるのです。嚥下に関わる筋肉の中には、顎を上に引き上げる働きをする筋肉もあります。そのため、あご下のたるみが顎を引き下げ、筋力の低下を示唆する場合があるからです。(ただし、あご下のたるみがあるからといって、必ずしも嚥下の筋力が弱いとは限りません。)

顎下のたるみや嚥下の心配がある場合、顎周りの筋肉を強化することが役立ちます。特に下顎を引き上げる筋肉を鍛えると良いでしょう。いくつかの筋肉の鍛え方があるので、ぜひ試してみてください。

1. 顎を引き上げる運動
口を大きく開け、上唇を下唇に引き付けるようにして、数秒間キープします。この動作を数回繰り返します。

2. 舌の運動
舌を上顎に向けて押し上げるようにして、数秒間キープします。この動作を数回繰り返します。

3. 口を閉じて抵抗を感じる運動
口を閉じ、手の平を下顎の下に当てます。下顎を上方向に押し上げ、同時に手で抵抗します。この動作を数秒間キープします。

4. 首を引き上げる運動
仰向けに寝て、首を引き上げる運動を行います。首を床につけずに、数秒間キープします。

これらの運動は、顎周りの筋肉を強化し、顎下のたるみや嚥下の問題を改善するのにおすすめです。
やってすぐに解決するわけではありませんが、何事も継続と今後のために予防も大切ですね。

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