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2025/06/16
トレーニング
整体
座って体をひねると腰が痛い?それ、体のサインかもしれません

こんにちは。身体プロデュースサロンmilieu(ミリュー)の大森です。
今日は「座ったまま体をひねると腰が痛い」という方に向けて、痛みの原因や体のクセ
そして簡単にできるケア方法をお届けします。
実はこの動き、普段の姿勢や筋肉の使い方のクセが現れやすいチェックポイントなんです。
こんなことありませんか?
- 車の後部座席に手を伸ばそうとしたら「ズキッ」
- 後ろにある荷物を取ろうとしたら「イタタ…」
- ヨガでツイストポーズをしたら腰が張って動けない
これ、ただの疲れや年齢のせいだと思っていませんか?
実は「体幹の弱さ」や「胸椎(背骨の上の方)の動きの悪さ」が原因であることが多いんです。
原因は、胸椎の動きの悪さ&体幹のアンバランス
座った状態で体をひねる動作には、主に背骨の中でも「胸椎(きょうつい)」という部分が大きく関係します。
でも、胸椎の可動域が狭くなっている人がとても多いんです。
原因はこんなところに
● 猫背や前かがみの姿勢
● デスクワークやスマホで動かさない生活
● 呼吸が浅くなっている(胸が広がらない)
さらに、体幹(インナーマッスル)の筋力が低下していると、腰で無理やりひねろうとしてしまい
腰に負担が集中して痛みが出やすくなります。
本来ひねるべきは「胸椎」でも今ひねっているのは「腰」
本来、上半身をひねる動きの主役は「胸椎」です。
しかし、胸椎の動きが悪くなっていると、人は無意識に「腰」でひねろうとしてしまいます。
このとき、腰椎はもともとねじる動きに適していないため、負担がかかり
炎症や痛みが出やすくなります。
簡単チェック:胸椎が動いていないかも?
以下に当てはまる方は、胸椎が固まっている可能性が高いです。
● 座ったまま後ろを振り返ると腰がつらい
● 呼吸が浅く、胸が広がりにくい
● 猫背気味で背中が丸くなっている
● 背伸びをすると背中が張って痛い
改善のための3ステップ
① 胸椎ストレッチで可動域を広げる
胸椎の柔軟性を取り戻すには、背中を反らすようなストレッチやツイスト動作がおすすめです。
床に四つん這いになり、片手を頭の後ろに添えて肘をひねる動き。10回ずつ行いましょう。
② 背骨をゆるめて、ひねりやすい体へ!
両手を組んで前へまっすぐ伸ばしながら、背中を思いきり丸めます。
肘を後ろに引きながら、胸を前に突き出すように背筋を反らしていきます。
前に丸めて ➝ 胸を張って の動きをゆっくり5〜8回繰り返しましょう。
③ 姿勢を見直す(肋骨と骨盤の位置を整える)
普段の姿勢のクセを見直すことも大切です。特に、肋骨が前に飛び出ている人や反り腰の方は
背骨の動きに偏りが出やすいので要注意。
放っておくとどうなるの?
「ちょっと痛いだけだし…」と我慢していると、慢性的な腰痛や背中の張り、さらに肩こりや呼吸の浅さなど、さまざまな不調につながる可能性があります。
早めに気づいて、日々のケアを取り入れてあげることが、自分の体を守る第一歩になります。
まとめ:体のクセに気づけば、ラクになる!
「座って体をひねると腰が痛い」は、ただの加齢や運動不足ではありません。
体幹のアンバランスや胸椎の硬さなど、あなたの体が出しているサインです。
気づいてあげることで、体は確実に変わっていきます。
日々の動きのクセに目を向けて、少しずつ整えていきましょう。
身体プロデュースサロンmilieuでは、こうした「体のクセ」から不調やボディラインの悩みを改善するお手伝いをしています。
気になる方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。